学校を変えよう!

著者 :
  • じゃこめてい出版 (2012年8月発売)
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チェック項目19箇所。学校の常識化した「非常識」とは、いじめがあっても子どもが犠牲になるまでいじめの存在を認めない、学校訪問で特別仕立ての授業や学校を披露し、指導主事も知らぬ振りして褒め称える、学校行事が毎年改善されないまま実施されても平気など。上海市の教師上限14時間/1週間、日本だと20時間以上・・・中国政府は教育改革に総力をあげる。人の話を聴くのはしつけではなく、「自分の話を聞いてほしい、話を聞いてもらえないとつらい、他人につらい思いをさせてはいけない」という人格形成。オランダではそれぞれの発達段階に合わせて、自分で選んでいくので他人と違うことを勉強しているのが当たり前。教育で一番重要なことは「理念の自由と実践の自由」。日本という国は法律で様々な規制を設け人々の安全を保障してきた・・・今まで正しいと思ってきた法律を政府がいとも簡単に破ってきた(低レベル放射性廃棄物の基準など)。原子力政策についての教育界が正しいと思う根拠はない・・・政府の発表がないとできない。倫理綱領のデメリット・・・マニュアルどおりの対処で自らの判断力が低下。いい子だからストレスに?帰宅後怒ったり、泣いたりは曜日や日にちに注目。何があったの?→級友のためにがんばっていることはないかな?少人数学級では先生と子どもの距離が縮まって授業中の見回りが増えて先生の視線が増える。忘れ物・・・連絡ノート、前日の持ち物準備時、登校直前の点検。担任発表のアタリ・ハズレは禁句。モンスターペアレントといわれないために。教育はその時の風潮や世論で変わらず、その理念は永久的なはず。学習環境の整備を多くの地方自治体は国に頼りきってしまいその手立てを講じることを怠ってきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子育て
感想投稿日 : 2012年8月24日
読了日 : 2012年8月22日
本棚登録日 : 2012年8月22日

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