ずっとずっと昔、ミアがまだ小さな頃に、大好きなおじいちゃんがくれたクリスマスプレゼント。大好きなミアにあてた「おじいちゃんの手紙」は、ミアがママになっても大切な宝物です。
クリスマスの日、プレゼントを開け終わったミアと家族は、おじいちゃんの手紙をみんなで読みます。毎年、毎年、「おじいちゃんの手紙の時間」を家族全員で過ごすのです。
小さくかわいいミアに贈る手紙には、おじいちゃんの愛情が溢れています。
小さなかわいいミア
ミアといっしょにする庭仕事がとても大好き
土をほるミアの姿に愛しさで胸がいっぱいになる
ミアにはいつまでも幸せでいてほしい
そのためには…
生きものの命は儚い
これ以上、地球を痛めつけないこと
地球を愛することを学びなおすこと
ミアもおじいちゃんも地球の一部で家族の一員だと自覚すること
戦争も飢えもなく誰もが幸せに生きていけること
海も陸も。動物や魚たちがのびのびと生きていけること
大好きなミアやみんなが幸せに生きていけるように、手紙にはおじいちゃんの願いが込められています。
マイケル・モーパーゴの愛情に溢れた物語を、ジム・フィールドが温かみのある世界に仕上げています。
クリスマスの絵本だけではなく、SDGsの絵本としても読む事ができるこの絵本、おじいちゃんがのこしたものは…。
へろへろ隊員 やまだ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2023年12月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2023年12月22日
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