ボクサーとして華やかな戦歴を、持つジム・ブラドックだったが、年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを奪われてしまう。
ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者としね日雇いの仕事をしながら妻のメイや子供たちと暮らしていたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。
やがて、試合の直前になって対戦相手がキャンセルしてしまったためにわジムのもとにたった一回のボクシングの試合を戦うチャンスが舞い込む。大方の予想を裏切り、ジムは、相手をノックアウトする。極貧の生活からボクシングの世界にカムバックしたジムの活躍、貧困に喘ぐ人々を勇気づけ、すぽーつ記者からは「シンデレラマン」と呼ばれる。ジムのマネジャー、ジョーはプロモーターに掛け合ってヘビー級チャンピオンのマックス・ベアとの試合を認めさせるが、過去の試合で二人のボクサーを殴り殺したマックスとの試合にメイは恐怖する。ジムは、家族のためにマックスと戦い、無敵と思われていた相手に対して判定勝ちをおさめる。
メイが絶対に試合を見に行かなかったのに、ベアの試合を見に行って、私がいなきゃ勝てないでしょって言うとこが素敵だった。
ジョーがブラドックに注いでるものだったり、ジョーの奥さんが好きだな。
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- 感想投稿日 : 2012年11月8日
- 読了日 : 2012年11月8日
- 本棚登録日 : 2012年11月8日
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