おもたせとは、手土産を頂いた側の言葉で手土産とはちょっと違う。
例えば、「おもたせで悪いけれど」のように手土産をその場で開けて食べようとするときなどに使われる言葉である。
その言葉からは少し気楽な感じを受ける。
本書には数々のおもたせが登場する。
そしてそれにまつわるお話が、気楽な日常の風景なのだけれど読んでいて幸せな気分にしてくれる。
文章からも素敵な人物であろう著者の人柄が感じられる。
単純に読み物としても満足だけれど、たくさんの美味しい食べものが紹介されていてとても実用的だ。
いくつも気になるおもたせがあったので、買い求めてみようと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・紀行・旅
- 感想投稿日 : 2017年3月16日
- 読了日 : 2017年3月16日
- 本棚登録日 : 2017年3月16日
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