新ハムレット (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1974年4月2日発売)
3.63
  • (63)
  • (79)
  • (146)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 1253
感想 : 82

生まれ変わったら太宰になりてーーー。ここが明治時代の世界なら好きな人と心中しちゃいたかったかも。
太宰がシェイクスピアをリスペクトしていたというエピソードも好き、2人とも好きだからさ。ハムレットの完璧なパロディだけど、太宰なりの反戦思想が漂う作品で、オフィーリアはただの幸せな女。
この作品の舞台になったデンマーク、行ってみたいなぁ!
パロディを「パクリ」盗作」と言われないためには相当な実力が必要だなぁ
ハムレットのパロディなんて、太宰にしか書けなかったと思う。
かっこいいんですけどーー

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月24日
読了日 : 2024年2月24日
本棚登録日 : 2024年2月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする