「きみが身につけた値動き感覚というのは、きみ固有のもので誰も代わりになることはできない。……その重要性は経済に限るものではないと、わたしは思っている。……一国の盛衰や私企業の成長と停滞、そして私たちひとりひとりの人生にも、細かな波の上下と潮目のうねりがある。自分自身の運命について、値動き感覚を研ぎ澄ましておくのも悪くないだろう」(42頁)
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カテゴリ:
文学一般
- 感想投稿日 : 2016年7月30日
- 読了日 : 2016年7月29日
- 本棚登録日 : 2016年7月25日
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