いのちのラブレター

著者 :
  • 実業之日本社 (2010年7月16日発売)
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感想 : 10
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 「いのちのラブレター」川渕圭一著 を読みました。
 京都の地の生活感ある情景描写に引き込まれます。
 そして、東京及びその周辺の描写には近しさを感じます。
 作者のリアリズムに基づく描写のようで、その話の展開にも引き込まれてしまいました。

内容紹介 amazon.co.jpより

 病室から届く愛のメッセージに涙があふれてとまらない――
 生死の境をさまよう患者・沙緒里を深夜の病室で見守る医師拓也。二人の間には誰にも話していなかった二十年にわたる愛の物語があった。
 沙緒里の娘に出会いと別れの軌跡を語る拓也。
 沙緒里が彼の前から忽然と姿を消した驚きの真相も明らかに――。京都と東京近郊を舞台に、現役医師にしてベストセラー『研修医純情物語』の著者が贈る大人のための純愛小説!

 「少なくとも恋愛において、なんの制約もない自由な時代だからこそ、一人の恋人にとらわれ、一生その人を愛しつづけるというのは、多くの人々が心の奥底にしまっている(こんな私でさえも)、一つのロマンなのだろう。その意味において『いのちのラブレター』は恋愛小説というより、現代を生きる大人のためのおとぎ話ではないか、と思っている。」川渕圭一(「月刊ジェイ・ノベル」2010年8月号より)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年2月19日
読了日 : 2010年9月14日
本棚登録日 : 2010年9月14日

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