恩田陸の常野シリーズを思い出すような超能力作品。
しかし…若干ツメが甘い。頭の中に響く声に導かれ廃車置き場に捨てられた冷蔵庫の中から少女を助け出す…のは良いのだけど、能力はそっちのけで途中から猫に憑依された養母の話ばかりで、他のキャラクターの話がそっちのけ、最期に強引に集合させて、強引に決着させた感じに「なんじゃ、その終わり方は?」と思わずつぶやいた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
和製SF
- 感想投稿日 : 2011年9月17日
- 読了日 : 2011年9月17日
- 本棚登録日 : 2011年9月17日
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