恐怖なしに生きる

  • 平河出版社 (1997年3月1日発売)
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感想 : 12
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こうなりたいという気持ちが、恐れや恐怖を産む
恐れや恐怖を抱く心に愛はない。
はあ、果たして私は野心を手放せるか。

恐怖を観察する。
自分は恐怖と分離したものではなく、自分が恐怖であることを理解する。
恐怖は過去、恐怖は記憶、思考。
ただみつめるということ。


ヨガをやっていて思うのは、一瞬を感じることは、永遠を生きること。それは現在を生きることで、現在にいる限り、ずっと安全だと感じることがある。そのことも思い出しながら読んだ。
ただクリシュナムルティには、何かに頼らない、自分で見つめると怒られてしまいそうだ。

ただみつめること。
何にも頼らずに自分自身でみつめること。

原題のon fearを訳したタイトル、「恐怖なしに生きる」というより、恐れと共にあるというニュアンスの方が近い気もする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月7日
読了日 : 2022年4月7日
本棚登録日 : 2022年4月7日

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