河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1968年12月15日発売)
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本棚登録 : 3038
感想 : 227
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河童…面白かったです。
ラストがそれかよ!というのはあるけど。。。

芥川の晩年の短編を集めたものらしく、自ら命を絶つ前の生きる苦痛、精神的な崩壊が作品全体に漂い、一人の人間として死に向き合い、救いを求めている心情がつぶさに描かれている。

偉大な作家の最晩年の心情、読んでみるのもよいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年11月18日
読了日 : 2014年11月16日
本棚登録日 : 2014年11月18日

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