元マイクロソフト社長の成毛眞のハチャメチャな持論展開本。
趣味に生きる。自分がやるべきと思うことのみ行い、自分の価値観に合わないものは例え上司の命令でも無視する。なんともまー、うちのにーちゃんにそっくりな性格。
しかも「あまのじゃくで人と違うことが重要という価値観」をもってるところも一緒。ただ、その背景として、多くの人が求めるものを絶対権力者がまとめるという場合、大衆迎合的にならざるを得ない。そうするとかならずどこかで無理がでてくる。だから、あまのじゃくなんだという考えは、ちょっといいかな。
彼の考え方には賛同できるけど、中途半端に真似をするとただの怠け者になりそうで怖い。
どこか突き抜けないといけないんだろうな。
でも自分の生き方と周囲の考え方に矛盾を感じた時にこの本のことを思い出してみると、やる気と勇気が出てくる。
自分が正しいと思い、やりたいと思う場合はやってみればいい。しかしやるからには十分に考えてから、徹底的に行うことが重要。考えるのも実行するのも中途半端が一番だめ。
それから、おバカタレントにふれているところが気になった。わざと道化を演じているのが気持ち悪いと思っていたが、そういう風に考えるんじゃないんだな。
おバカ=常識にとらわれない
本当のバカ=常識をうのみにして何も考えない人たち
これがメッセージなんだ。新助はそこまで考えてたんだろうか?やっぱ頭いいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年6月9日
- 読了日 : 2011年6月7日
- 本棚登録日 : 2011年6月7日
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