小説・夏目友人帳 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社 (2013年1月4日発売)
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本棚登録 : 925
感想 : 61

『夏目友人帳』の小説版。
「ランプ堂奇譚」、「妖の音」、「妖の夢路」の三話構成。

文章はとても読みやすいのだけれども、その反面読み応えがなくてさくっと読み終えてしまった。
また、同じ場面が別の視点で書かれる手法が何度か使われていて、ちょっとうんざり。
これはこれで楽しめるけど、使いすぎな感じがする。

でも、原作の世界観を壊さずに『夏目友人帳』の魅力が引き出されていて、素敵でした。
物悲しさもあるけれど、どこか人を安心させる温かさがある。
人と妖の優しくて切ない物語。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝奇作品
感想投稿日 : 2013年3月30日
読了日 : 2013年3月30日
本棚登録日 : 2013年3月20日

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