祖父・祖母のいる天草の海辺の町で、小学生の健志は春休みを過ごす。祖父の家からは、町の人々が春待岬と呼ぶ美しい桜並木が見える。健志は春待岬にある洋館で美しい年上の少女に出会い、それが彼の人生を変えてしまう。美しい少女は毎年、桜の時季だけこの洋館で暮らしていることを知った。未来からクロノスというタイムマシンでやってきた少女は、マシンの故障により時空間を彷徨う運命のなかにいた。健志はマシンを修理して彼女を救い一緒に暮らそうとするが、その願いは果たされぬまま無情に時間は流れ、健志は老人になってしまうが・・・
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年5月10日
- 読了日 : 2016年5月10日
- 本棚登録日 : 2016年5月10日
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