元恋人仁科との7年ぶりの再会。仁科は事故が原因で一部の記憶を失っており、一葉が自分にとってどういう存在なのか確認するために会いにきた。
安西さんらしい過不足ないお話。よくある記憶喪失ネタを、大人同士のしっとりとした再会愛にさせるのはさすが。
記憶がない仁科が、また一葉に恋し求めるのが自然でまた良し。難を言うなら、一葉が自分から仁科を振ったにも関わらず、仁科があっさり受け入れたと最後の方まで根に持っているところ。
その辺がなければまた印象が違ってたんだけど。でもそうならなければ話にならないので、仕方ないか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2021年11月3日
- 読了日 : 2021年11月3日
- 本棚登録日 : 2021年5月29日
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