全国まちづくり会議に出席するために、新幹線で神戸に移動中。
内容はいつもの内田節に、名越先生の名越節が炸裂。
(1)内田:僕だって元は革命派だから。(笑)でも、革命派をやってきた末の結論が「革命はいかん」なんです。ちょっとずつできるところからぼちぼち手直しをしながらほころびを繕って行く方が、うさぎと亀じゃないけど、ゆっくり進む方が最終的には理想的な社会に確実に近づける気がする。(p258)
(2)名越:カウンセラーの、しかも名越という特殊な人間の世界観に従って言えば、暗い気持ちの中で考えたことはひどい偏見がこもっていたり、ものすごく極端だったりするものです。(p291)
(3)内田:大学で管理職をやった経験からすると、僕は結構担がれ上手なんですよ。基本すきにやりなさい、責任は俺がとるですから。でも1回も責任をとわれたことはない。だって責任は俺がとるという人がいたら、みんな質のいい仕事をするから。(p228)
成長ばんばんでもなく、橋下主義でもない、考え方のモデル。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年10月9日
- 読了日 : 2012年10月9日
- 本棚登録日 : 2012年10月9日
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