1990年代の後半に思春期を過ごしたのですが、みんな読んでいた雑誌は週刊漫画雑誌がほとんどでしたね。少なくとも軽佻浮薄で、健康的に遊べと兄貴のように少年をアジテイトする雑誌はなかったなあ。
新しくて、楽しいモノを紹介すれば、みんながそれを真似て、街の景色が変わる魔法のような力が、70年代の雑誌にあったのだ。そりゃあ、みんな読むよなあ。
「独断と偏見」という心躍る言葉を発明したのもこの雑誌。作っている方も読んでいる方もエネルギッシュで楽しそう。当時が羨ましくなってしまうくらい魅力的な本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2013年10月7日
- 読了日 : 2013年10月7日
- 本棚登録日 : 2013年10月7日
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