◆消息を絶っていたチャグムを、ようやくのことで見つけたバルサ。数年ぶりに会うチャグムは負傷していたものの、見違えるような若者になっていた。
タルシュ帝国からナヨロ半島を守るべく、ロタ王国、カンバル王国、そして新ヨゴ皇国の同盟を成立させようと奔走するチャグム。だが、タルシュ帝国の密偵たちは、すでにカンバルに近づいており、側近には意外な内通者がいた!
その頃、新ヨゴ皇国ではタルシュ軍による侵略が始まり、タンダは草兵として軍隊へ駆りだされてしまう。
しかし、新ヨゴ皇国を襲おうとしているのはタルシュ帝国ばかりではなかった。北の大陸には〈ナユグの春〉が訪れており、それは、気候を温暖にし豊作をもたらす一方、天変地異も引き起こすものだった!
『精霊の守り人』以来となる、バルサとチャグムの旅路が胸に迫る最終章三部作の二冊目。「守り人シリーズ」第九巻。
(^^)<Comment
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書 ファンタジー
- 感想投稿日 : 2016年12月5日
- 読了日 : 2016年9月30日
- 本棚登録日 : 2016年9月26日
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