葬儀屋さんのお話なので、描かれるのは人の「死」なのに、決して湿っぽく暗くなく、逆に小気味よいという言葉のほうが似合う感じ。笹島、木崎、妹尾の三人の仕事っぷりと潔い生き方がそういう空気を物語全体に漂わせているからか。『憧憬カトマンズ』がとても良かったので、似た系統ということで読んでみたのですが、期待に違わず面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年11月3日
- 読了日 : 2011年11月3日
- 本棚登録日 : 2011年10月26日
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