シャクルトンの大漂流

  • 岩波書店 (2016年10月15日発売)
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本棚登録 : 237
感想 : 22
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やさしく細かい絵、ファンタジー?なんて考えながら頁をめくっていたら、なんとノンフィクション!?
南極横断探検隊の過酷な挑戦を語る。
ふんわりしたイラストからは予想できない衝撃の展開。
準備の品々や緊急時に持ち出したものなど、細かい描写に、自分が漂流したときの参考になるかも、とつい真剣に見入る。
窮地に追い込まれて、士気が下がる中、隊長のシャクルトンと副隊長のワイルドの前向きな姿が素敵。

カタカナの名前に苦戦して音読をしていたS12。
途中から夢中になって読み進める。
「うわ、これ、すげー考えたね。ってこっちでも同じこと考えてるじゃん」
「出発前に誰が隊から外れたか調べてみる」と読み返す。
「10人、名前がでてこねー。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: こども
感想投稿日 : 2017年3月22日
読了日 : 2017年3月21日
本棚登録日 : 2017年2月24日

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