今まで読んで来たサガンの作品より、春・夏・秋とそれぞれ題された、恋の始まりと絶頂と終焉という構成などは、成る程成熟しているなと思う。心理描写も求めていたものだった。
しかし、いつまでも子供のままでいるようなリュシールには、どうもついていけなかった。与えられることだけを求めるのはずるい。
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- 感想投稿日 : 2018年6月30日
- 読了日 : 2018年6月30日
- 本棚登録日 : 2015年2月10日
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