「ありふれた時間をどう使うか」という考え方を
「限られた時間をどう使うか」という思考に転換できる本です。
生産性、生み出す力の本質の部分がちきりんさんらしい独特な切り口で見事に論破しています。
本書の中の四人のモデルケースによる質疑応答はリアルな疑問がリアルなアンサーで非常に腑に落ちた。
勉強を例に例えると、
「今日は5時間勉強した!」といって満足するのではなく
「5時間かかっていた勉強を1時間で終わらす方法はないか」と考える。
そして、そもそもの教材選び、勉強方法、それは時間をかけて学ぶだけの費用対効果はあるのか?という根っこの部分を考える力が身に付きます。
自分自身、何事にも時間をかけすぎていることがわかったし、時間をかけたからといってその時間分に見合った完成度になっていたかと言えばそうでもないことに気付かされた本です。
生産性を高めることによって、自分の人生における本質部分に時間を割けるように工夫して生きていきたいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
知識習得
- 感想投稿日 : 2020年6月4日
- 読了日 : 2020年6月4日
- 本棚登録日 : 2020年6月4日
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