7人の作家による短編集です。
なんて嫌な題名なんだろうと思いましたが、好きな作者さんである角田光代さんの名前を見つけ読んでみることに。
他の方が感想に、気持ち悪かったと書かれていた作品だけは読みませんでした。
いじめられる子、いじめる子の両方の思いが書かれています。
救いがあったり、無かったり。
何を考えているのか分からないから、見た目が、何となく、ムカついたからで始まるいじめ。
それぞれの登場人物の気持ちが丁寧に描かれています。
読み終えてなんだか泣きたい気持になるのと同時に清々しい気持にもなれるのは皆が自分に起きている事へ向き合っているからだと思います。
いじめられる側もいじめる側も正直に助けてと言える場所があれば、そんな時間は無くなるのかな、
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月13日
- 読了日 : 2024年1月13日
- 本棚登録日 : 2024年1月13日
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