読んでいて迷路に迷いこんでいく感じで、それに関して難しいとかよりも面白いという気持ちが勝ってどんどん先を読んでしまう。それも明確な解決に向かうというよりは、どんどん迷宮の深部に入り込むような感じで抜け出せなくなっていく。
解説を読んでなるほどなるほどとはなりました。
誰が語り手で誰が語られていて、誰が見ていて見られているのか。もっと言えば誰が書いていて誰が書かれているのか。主が明確でいて不明確。メタ系のような違うような不思議な読書体験でした…!江戸川乱歩が好きなので、所々にフェティシズムや奇々怪々な感じが漂っていて個人的には好きでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月2日
- 読了日 : 2023年12月2日
- 本棚登録日 : 2023年11月11日
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