湘南のカフェレストランの店長・藤木聖司には、十九歳の時一方的に、恋人へ別れを告げた過去があった。それはエリートへの道を約束されている相手・嘉悦政秀の将来を思った、あえて露悪的な別れだったが、その十年後嘉悦が偶然藤木の店を訪れたことで、二人は奇しくも再会してしまう。だが「お前を忘れられなかった」と告げる嘉液の左薬指に、プラチナのリングを見つけてしまった藤木は……?
――抗いながらも、溺れていくしかできない――もどかしくも狂おしい、大人の恋。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
BL小説
- 感想投稿日 : 2011年2月9日
- 読了日 : 2011年1月23日
- 本棚登録日 : 2011年1月23日
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