頭の中で強く「現状をセーブしたい」と思うだけでいい。脳に針を突き刺したような感覚が走れば「セーブ」は成功。あとは死ねば人生が「リセット」され、「セーブ」した過去まで巻き戻される。そしてまた僕は屋上から飛び降りた――覚悟もなく、遺書も書かずに。「さようなら、サカキキヨト」……その時、向かいのビルに動くものが見えた。闇の中を、自分と同じく落下してゆく少女の姿――その顔を見て僕は驚く。なぜならそれは、まぎもなく“あいつ”の顔だったからだ。クールな筆致の推理ロマン傑作!
第3回ライトノベル大賞優秀賞受賞作
2巻まで所有。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2011年8月12日
- 読了日 : 2010年11月11日
- 本棚登録日 : 2010年11月11日
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