バカの壁 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2003年4月10日発売)
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「自分はもうわかっている」あるいは「自分には関係ない」と思っているひとの頭のなかには壁が生まれている。それは、理解を拒む壁だ。壁のせいで理解できなかったり、わかり合えなかったりする、ということらしい。
なるほどなるほど養老さんさすがだなあ、と思う部分と同じくらいに、それは話を飛躍させ過ぎているんじゃないの、と感じるところもあった。

竹原ピストルさんはこう歌っている。
”よー、そこの若いの 俺の言うことを聞いてくれ 「俺を含め、誰の言うことも聞くなよ。」”
矛盾しているようで矛盾していない、素晴らしい歌詞だ。

養老さんの考え方は素晴らしいと思うけど、鵜呑みはしない。
他者の素晴らしい思考を知ったうえで、自分はどう考えるのか。いつだって自分の頭で考えられるひとでありたい。

竹原ピストル『よー、そこの若いの』
https://www.youtube.com/watch?v=G9YgNxMB9Uo

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 養老孟司
感想投稿日 : 2020年11月25日
読了日 : 2020年11月25日
本棚登録日 : 2020年11月25日

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