ガリア戦記 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (1994年4月28日発売)
3.96
  • (48)
  • (39)
  • (52)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 634
感想 : 54

まずはカエサルの文才に敬服
要点だけで簡潔にまとまっているのにも関わらず、戦闘が無意識に脳内再生されるくらいわかりやすい
一方でローマ軍が他民に比べて優れていたことを残したかったのか、時折主観混じりの表現はある

一冊通して、ガリア人、ゲルマニア人と比較してローマの規律と軍事教育が徹底的に定着していることがガリア征服の主要因であるという印象。他民族で構成されているから仕方ないっちゃ仕方ない。

カエサル自身で1番印象に残ったのは、
歩兵戦の際に彼自身真っ先に馬から降りて逃げ道を抹消したところ。そりゃあついていきますわ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月21日
読了日 : 2022年9月21日
本棚登録日 : 2022年9月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする