こじんまりとした
どこにでもあるような花屋
いきいきとした花たちが愛らしく花弁を並べるそこにはしかし
一風変わったルールがあった
「お客さんにお売りする花は
店主が選ばせていただきます」
その文句ゆえにいつも閑古鳥のなく店内に
あるはずのない声が明るくさざめきあう
チューリップハットに着流しと地下足袋という奇天烈な格好に身を包んで
ニコニコと店内を見回す男を囲む
その花たちからの、声が
***
植物の精霊と会話が出来る主人公が店長をやっている
花屋のお話
自分も花が大好きなので、うわぁ素敵だなぁ!と購入
期待に違わずいい話だった!
花たちのなんて純真なこと
人間の子供とはまた違ったピュアさというか
掛け値なしの真心というか
とにかくそういったものに心打たれて
気づくと始終涙ぐんでいた
とても、清々しい気分になれたと思う
花って…いいねぇ
ブクログで全然登録されていないのが納得いかない!
ただ、主人公の女々しすぎる性格に少しだけイラッときたのと
ラストがなんかなぁと思ったので
☆4つに
続編はあって欲しい!
もっと沢山の花たちに触れたいな
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル(日常・恋愛)
- 感想投稿日 : 2012年5月25日
- 読了日 : 2012年5月25日
- 本棚登録日 : 2012年4月25日
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