クイーンもの。国名シリーズ第8作目で、殺人現場が動かせるものはすべてあべこべ――逆さになっているという奇怪な事件をクイーンが解くもの。このあべこべ、結構ストーリーの重しになってはいるものの、それほど重要視されていないような気がします。どちらかというとメインは密室ものとなってますが、その密室も密室とはいえないんじゃないか、というものでなんか謎がそれぞれ興味はあるけれど、微妙な感じ。まあ、その密室にしたトリックについても、よく説明が難しすぎてわからなかったり……。でも、物語は面白かったですし、謎が奇怪であることから、その奇怪な謎の興味もあって読めたので、面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説(海外)
- 感想投稿日 : 2010年2月18日
- 読了日 : 2010年2月18日
- 本棚登録日 : 2010年2月18日
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