ふしぎの国の安兵衛

著者 :
  • 小学館 (2006年8月31日発売)
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感想 : 40

タイムスリップ系の話はたくさんあるけど、この話は面白かった。


シングルマザーのひろ子と息子の友也は、ある日江戸時代からタイムスリップしてきた木島安兵衛という侍に出会う。行くところのない安兵衛との生活が始まり、ひろ子と友也の生活は少しずついいほうへ変わっていった。しかし、ひろ子のママ友が無断で応募したお菓子コンテストに安兵衛が出場してから、3人の生活はガラリと変わってしまい…


安兵衛が言うことは最もだった。世の中が変わって、いろいろ便利になったけど、色んなことをするにはエネルギーがいる。それは、子どもを叱るという躾にもエネルギーがいて、そのエネルギーを使うと疲れちゃうから、叱らない母親が多いのかなとか。


すごく面白くて、一気に読んじゃった けど、人ってみんな支え合って生きてるんだなって思った。


2014.12.28 読了

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感想投稿日 : 2014年12月28日
読了日 : 2014年12月28日
本棚登録日 : 2014年12月28日

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