平凡な家庭、皆川家にやってきた白塗りの女、山口葉月。彼女はターゲットに決めた家に入り込みその家族を支配し食い荒らしてどこかへ去っていくヤドカリ女。
その女を、家に入れてはいけない。
あまりにも理不尽で残酷で、途中で読むのやめたくなった。でも困ったことに面白いのだ。面白いからやめたいのにやめられないという地獄を味わった。櫛木理宇作品をそんなにたくさん読んだわけじゃないけど、登場人物が理不尽に痛めつけられて読んでるこっちまで心がずたずたになるからしんどい。しんどすぎる。でも面白いから読んじゃうんだよな…
尼崎連続変死事件や北九州監禁連続殺人事件を下敷きに書かれていると思われるこの本。実際こんなおぞましい事件が起こっているっていうことが一番怖い…。
とりあえず…睡眠は大事!!!!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2024年1月25日
- 読了日 : 2024年1月25日
- 本棚登録日 : 2024年1月25日
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