下巻。
期待通りに戸谷が追い詰められていく様が愉快だった。
他人を弄んで手玉に取ってたつもりが、逆に手のひらで踊らされていたっていう、なんて哀れで滑稽なんだろうか。
読み終わって改めて「わるいやつら」というのは面白いタイトルだなと思った。
本当のわるいやつらは誰か…?あの二人か?いや、やっぱり一番悪い奴は戸谷だと思う。身から出た錆、自業自得、因果応報。
上下巻一気に読んでしまった。松本清張は読みやすくて面白い。
「黒革の手帳」「砂の器」「わるいやつら」と読んだから次は何を読もうかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年9月29日
- 読了日 : 2019年9月22日
- 本棚登録日 : 2019年9月22日
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