クーデター

著者 :
  • 宝島社 (1997年2月1日発売)
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本棚登録 : 169
感想 : 13
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人気作家「楡周平」のデビュー第二弾。

日本海ではアメリカの原子力潜水艦が故障のため北朝鮮の領海に入り込みそうになってアメリカと北朝鮮の間で緊張感が高まる中、北陸の原発の近くで突然パトカーが襲撃される。
それを救援に向かった機動隊も重火器の猛攻の前に壊滅状態に陥る。
そしてそれを取材に向かった女性リポータがカメラの目に前で惨劇に見舞われる。
その頃東京のアメリカ大使館に爆弾テロが行われる。

そんな中静かにクーデター計画が進行していく。

クーデターの首謀者は?そしてクーデターは成功するのか?

物語の中に現実に起こった事件のディテールを混ぜ込んでいるので、今日本が抱える危機感をリアルに描き出しています。

本作は別々の主人公が活躍する二つのストーリーが絡まり合って進行していく6部作です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2005年10月15日
読了日 : 2005年10月15日
本棚登録日 : 2005年10月15日

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