建築について話してみよう

著者 :
  • 王国社 (2007年9月1日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 10
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西沢さんの創造性がゴリゴリ伝わってきた。大変刺激的!!建築をやっていないとあんまりしっくり来ないかもしれない。建築関係の雑誌等に単発で載った論考などをまとめたものだから、全てが一本のストーリーで繋がっているとかそういうわけではないけれど、西沢さんの考えは一貫しているのでそういう意味ではひとつながりなのかもしれない。

先日【森山邸】に入ってきたのでその感想も箇条書きで。

【森山邸】の新発見(2回目だったので)

・西沢さんがものすごく手作りだということ
・すべての箱に各々のストーリーがある。森山さんちと賃貸住宅を設計してるような、でも森山さんちを設計してるような。
・日本建築の根源は採用してる
・だからといって昔の素材、使い方をするわけではない
・開こう開こうとしている
・庭と建物の在り方が爆裂おもしろい
・地面が感じれるってめちゃくちゃ大事
・庭と開口とプロポーションだけであそこまで辿り着けるか、という壮絶なる感覚
・西沢さんは生活が箱の外に溢れても良いと考えている
・森山さんそれぞれの行為を建築化している、住まいへ
・どこまでも森山さんちなのである

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感想投稿日 : 2012年6月16日
読了日 : 2012年6月9日
本棚登録日 : 2012年6月6日

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