ちくま新書の第一の名作です。少し読んだものの、新書とは思えない内容の重厚さに、積ん読にしてしまい、3年かかって読み切りました。
読んでいてしみじみ感じたのは、人間の知識や科学技術は過去2,000年で大きく膨れあがったけれども、考える能力はさほど進歩してないなあということです。たとえば、もしソクラテスやカント、アダム・スミスが目の前にいて、道徳を説かれたとして、論破できる自信はないです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年7月18日
- 読了日 : 2014年7月18日
- 本棚登録日 : 2014年7月18日
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