1300年も昔に書かれた古事記について、分かりやすくユーモアたっぷりに語るエッセイ。
職場の、世界遺産と旅行が好きな同僚の方に「世界史の本を読もうと思ってるんだけど…」という話をしたら、「世界史よりまず日本史を読みなさい」ということで、この本を推薦いただきました。
実際に読み始めてみて、確かにこの本はとても読みやすく、「古事記」のとっかかりとして優れているなぁと感じています。
神様の子供がのちの天皇だったり、神様が放り投げた岩が遠く離れた地の神社で祀られていたり、神話と日本の歴史が交錯する、歴史と地理の勉強になりつつも興味深い。
物語と歴史が渾然と入り混じっている古事記。やっぱりお話しとして面白いのは、個性的な神様たちが活躍する前半部分かな。天岩戸のお話しなど、小さい頃に読んだ話もでてきて、懐かしさもかんじました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Novel
- 感想投稿日 : 2017年1月5日
- 読了日 : 2017年1月5日
- 本棚登録日 : 2016年12月10日
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