ピート(猫)が可愛い、ピート。
主人公を襲う絶望という絶望。
それでも、全く挫けず、陰鬱にならず、この状況を打開しようと前向きに動き回る主人公に好感。
なんだか『オデッセイ』の主人公を彷彿とするなあと思っていたら、どちらも作者が米国だとか。
さすがアメリカン、カラっとしてる。
勧善懲悪ものだし、訳文も良くて、SF物の中ではとっつきやすく非常に読み易いと感じた。
ところで、19歳下のリッキーにそこまであれする執念は凄い(縮めても10才差だし)なんて、思ったり思わなかったり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2020年7月2日
- 読了日 : 2020年6月26日
- 本棚登録日 : 2020年6月22日
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