河童、天狗、鬼など、犯人は妖怪かと思われる不可能状況で起こった犯罪を”観察者”鳶山久志が生物学の知識と卓越した洞察力で暴く短編集。
妖怪といってもおどろおどろしい雰囲気はあまりなく、土着的な怪異と自然科学的な解明がしっくり融合している。
ベストはなんといっても、トリックもぶっ飛んでいるが動機もイッちゃってる「天の狗」。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ日本
- 感想投稿日 : 2012年1月6日
- 読了日 : 2012年1月3日
- 本棚登録日 : 2012年1月6日
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