異界へ突如放り出され、生き続けるために甘さを捨てざるを得なかった陽子。救いの手に対しても不信の念を拭えない。
追い詰められた時に人はどうなるのか、自分はどこまで正気を、そしてきれいごとを保てるだろうか、と考えさせられました。
ストーリー自体は、上巻が、さらわれて戦ってボロボロに。下巻は助かって旅して決断する。
上巻の、え、まだそう来る?はなくて、あ、そう、あら、そう、と成り行きを見守る感じの下巻でした。
他の国の話も読んでみたくもあり、それなら「精霊の守り人」読み直した方がいい気にもなり、という感じ。陽子の気持ち、バルサなら「わかるよ」と言ってあげられるだろうな、と妄想。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年12月18日
- 読了日 : 2019年12月18日
- 本棚登録日 : 2019年12月18日
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