憎しみの奔流で始まったこの物語が、このような幕を下ろすことは予想していなかった。驚いた。
前作の月の子を読んだときにも感じたけれど、この作者さんは「汚いものの中の最後のきらめき」のようなものを描くのがものすごく上手いよね。汚れても、どんなにひどいことをしても、最後にある美しいもの。パンドラの箱みたいな。
いやしかし、ノブオが出てきてほっとしたよ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ・ライトノベル
- 感想投稿日 : 2013年7月15日
- 読了日 : 2013年7月15日
- 本棚登録日 : 2013年7月15日
みんなの感想をみる