大学進学をきっかけに長崎から上京してきた横道世之介の1年間とその後の話を綴ってある。
さえない世之介だけど、なんかいい。憎めないというか、なんとなくいい感じでじわじわと心に寄り添ってくる。
どこにでもいるようで、そうでない。この人が身近にいる人生を生きられるとしたら、とても素敵なことだと思えた。
作者と年があまり変わらないこと、舞台が身近な場所ということで、すごく身近に感じられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生きる
- 感想投稿日 : 2013年2月4日
- 読了日 : 2013年2月4日
- 本棚登録日 : 2013年2月4日
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