興味深いタイトルに思わず衝動買い。なるほどそういう意味か。僕も自分が椎茸だったころを思い出していた。そして今度、妻が椎茸だったころの話を聞いてみたいと思った。
あらすじ(背表紙より)
亡き妻のレシピ帖に「私は椎茸だった」という謎のメモを見つけた泰平は、料理教室へ。不在という存在をユーモラスに綴る表題作のほか、叔母の家に突如あらわれ、家族のように振る舞う男が語る「ハクビシンを飼う」など。日常の片隅に起こる「ちょっと怖くて愛おしい」五つの「偏愛」短編集。泉鏡花賞受賞作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2017年3月26日
- 読了日 : 2017年3月26日
- 本棚登録日 : 2017年3月26日
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