「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2013年5月30日発売)
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本棚登録 : 298
感想 : 29
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仕事について考えたくて、この本を手に取った。

「自分の時間と労力などを差し出して、その代わりに対価を得る行為が仕事」

「自分で褒めるためには、何が自分にとって価値のあることなのかを、まず考えなくてはならないだろう。それが、流されないための唯一の方法だ。」

「自分がどれだけ納得できるか、自分で自分をどこまで幸せにできるか、とういことが、その人の価値だ。その価値というのは、自分で評価すればいい。」

周囲の雑音に流されずに、自分自身が自分のことをわかっていること。それが一番難しくて、自分を保てずに、また自分で考えることをせずに日々を送ってしまう。

自覚的に日々を送ること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月20日
読了日 : 2024年2月16日
本棚登録日 : 2024年2月20日

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