一勝九敗 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2006年4月1日発売)
3.67
  • (153)
  • (379)
  • (360)
  • (43)
  • (7)
本棚登録 : 3109
感想 : 339
4

「リーダーは、仕事の内容によって変わると考えたほうがいい。」

ユニクロの柳井さんが書いた本。ユニクロを運営していく上で、大切にしていた思いが書かれている。少し前に、ユニクロはブラック企業として認識された。従業員全員に経営者意識を持たせるのは重要だ。しかし、それが行き過ぎた結果そう言われるようになったのだろう。

本屋やレコードショップは、基本的に接客をしない。そんなアパレル店を目指したのは面白い。すべてのサービスを過剰にするのではなく、不必要な所は切り落とす。そして、失敗の経緯2も勉強になった。目標を掲げるのは大切だが、それに固執し、目標の中身が充足していなければ意味がない。

ユニクロの中枢で活躍したいなら、新卒採用ではなく中途採用で入社しなければ大変難しいと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2015年2月28日
読了日 : 2015年2月28日
本棚登録日 : 2015年2月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする