聯愁殺 (中公文庫 に 18-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2010年9月22日発売)
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本棚登録 : 894
感想 : 145
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途中までの推理合戦がアホらしく思えるほど真実は奇なり。
最後の怒涛の伏線回収と恐怖を感じる動機や、これから続くであろう殺人の連鎖。
警察を一酸化炭素中毒で殺したのは、理由は分かるが、どうやって殺せたのかは不明。ここが気になる。
事実に少しずつ近づくのではなく、間違った推理を全く無視して一気にゴールに近づいたのは爽快感すら感じる。
その爽快感を味わうためには前半の茶番推理合戦が必要だが、本当に必要なのかと思ってしまう。
これは実写化を見てみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年7月4日
読了日 : 2023年7月4日
本棚登録日 : 2023年2月15日

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