孤独や寂しい気持ちからそっと引っぱり上げてくれるような短編集だった。
ファンタジーっぽいんだけど、行き過ぎてないから読みやすい。
『太陽の上』と『舟の街』の「あなたは」という書き出しが印象的。
催眠術をかけられて、いきなり物語の登場人物になってしまったような
感覚が新鮮だった。
短編集だと好みのものとそうでないものがある事が多いけど、
これは珍しくどのお話も好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年4月17日
- 読了日 : 2013年4月15日
- 本棚登録日 : 2013年4月16日
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