懲りずに第二弾
Xの次がYではなくZなのは、古本屋で調達しているからに過ぎない。順番に買えるわけではないのだ。
ということで今回はZ。サム警視の娘が語り部になっているため、文章のタッチが女性的であり新鮮。飽きさせないこの辺のテクニックは、さすが一流どころだといえる。
筋はというと、あっと驚く真犯人は相変わらずなんだが、真犯人の描写ガラスとまでほとんど無い上に、殺人の必然性に乏しいことが加わって、さっぱりおもしろくない。
四部作の残り二作はどうしようかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2011年9月14日
- 読了日 : 2006年12月1日
- 本棚登録日 : 2011年9月14日
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