Zの悲劇 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2011年3月25日発売)
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感想 : 47
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懲りずに第二弾

 Xの次がYではなくZなのは、古本屋で調達しているからに過ぎない。順番に買えるわけではないのだ。

 ということで今回はZ。サム警視の娘が語り部になっているため、文章のタッチが女性的であり新鮮。飽きさせないこの辺のテクニックは、さすが一流どころだといえる。

 筋はというと、あっと驚く真犯人は相変わらずなんだが、真犯人の描写ガラスとまでほとんど無い上に、殺人の必然性に乏しいことが加わって、さっぱりおもしろくない。

 四部作の残り二作はどうしようかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2011年9月14日
読了日 : 2006年12月1日
本棚登録日 : 2011年9月14日

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