一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

著者 :
  • 知之鳥出版 (2017年1月13日発売)
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感想 : 65
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最近気になる記憶力の低下をなんとかすべく読んでみる。もちろんAmazon Prime の月1冊無料を利用して。

これは記憶をテクニックというよりは、人間の脳の特性=記憶定着のメカニズムに注目して説明している。中学、高校の時、歴史の年号を語呂合わせで覚えていたのは正しかったのだと理解した。なるほど。若かったから覚えられたわけではないのだな。

おすすめは物語法(記憶したいものの順番にイメージを決めて、出現順に物語を作成する)か、ペグ法のようだが、高校の時に世界史が得意だった人を思い返してみると、全然そういった覚え方をしていなかったように思う。歴史自体が物語として当人には興味深かったので、わざわざ物語法に置換える必要もなかったという事だと思う。そうなると、そもそも興味持たんかったら覚えられんという事だな。

ポイントは、①真剣に覚える ②1分以上後にもう一回覚える ③一日終わる前に覚える ④1日空けて記憶の定着を見る。1日経って覚えていると、1か月後も覚えているとのこと。

次回、資格試験をこのやり方でやってみようと思う。まあ、その時間が取れないのが問題なのだが、そのやる気を起こす点に関してはもちろん全く触れられていない。そこは頑張るのみなわけで。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2017年6月17日
読了日 : 2017年6月17日
本棚登録日 : 2017年6月17日

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