にょにょにょっ記

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年9月7日発売)
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感想 : 84
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脳内でどんどん生産されてく<思い>のうち、
言葉と化して、世に出てゆけるエリート達はどれくらいいるのだろう?

私の予想では…
ほんの数パーセントほどではないか?と、思う。

だって、
人に変に思われちゃ嫌なヤツとか、
言う程の事じゃないヤツとか、
TVにすらある<放送禁止用語>的なヤツだって、
次々生産され続けている。

にょっ記シリーズ三作目となる
にょにょにょっ記。

これ、
エリートじゃないのに、
勝手に出てきたヤツなんじゃないのかなぁ?

なんて思った。


穂村さんは、天才言葉操り氏ではあるが、
頭のなかに住んでる天使は、相当イタズラ好き。
(ダイジョウ、イケルヨイケルヨ♪)

天使に後押しされ、
(そうかなぁ?だいじょうぶかなぁ?)ちょっと悩む穂村さんの表情を想像すると可笑しい。

スタンスの全く変わらない、このシリーズ大好き♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年10月30日
読了日 : 2015年10月30日
本棚登録日 : 2015年10月30日

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