一発目の東川篤哉さんで「馬」が喋りだして、タイトルを振り返った。なるほど、「世にもふしぎな」ってそういうことね、と。
白河三「兔」の話が一番身に染みたかな。
「鹿」島田真希の二人の男の関係の変遷のオチも割りと良かった。
信頼の似鳥「鶏」さんのは謎解きはさすが。場面場面が目に浮かぶ。
トリを飾るという意味で最後は似鳥さんでも良かったのではと思ったが、ラストは明らかに他と雰囲気が違った小川洋子さんの黒い「羊」のお伽噺が余韻を与えてくれました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(アンソロジー)
- 感想投稿日 : 2023年1月15日
- 読了日 : 2021年1月18日
- 本棚登録日 : 2021年1月18日
みんなの感想をみる